今日は久々にデニムについて書こうと思います。
私が初めてデニム(当時はジーンズと言ってました)を購入したのは中学生の頃。
確かノーブランドのデニムで濃紺のものだったと記憶しています。
当時の記憶をたどってみると、なんかデニムってカッコいいなとか大人っぽいなという印象を抱いていましたね。
それから、少しずつデニムに興味を持ちはじめて、高校時代からはリーバイスやレプリカデニムを好んで履いていました。
そして、社会人になり、デニムにある程度のお金を投入できるようになるとようやく人生初のヴィンテージである66モデル前期を買うことができました。
当時1本のデニムに6万円をかけるなんてという思いがあり、勢いに任せて購入したことを今でもなつかしく思います。
そんなデニムですが、デニムが誕生した背景ってどんなものだろうと、いつからかそのような視点でも興味がわいてきたことを思い出しました。
そのルーツを調べてみると、色々と面白いことがわかりました。
ちなみに、参考文献は以下になります。
※参考文献:ベルベルジン(原宿のヴィンテージショップ)ディレクター 著/藤原 裕さん 「教養としてのデニム」より
デニムのルーツは、1850年頃にアメリカの金鉱労働者の作業着として誕生したと言われています。
150年以上前にあったなんてスゴイですよね。
ゴールドラッシュの中、厳しい労働条件下で耐え得る作業着がほしいというニーズがあり、その声に応えたのがドイツから移民としてやってきたリーバイ・ストラウス氏でした。
耐久性に優れた労働用パンツを販売したのが1853年でこれが「リーバイス社」の起源になります。
リーバイ・ストラウス氏の先見の明には、まさにスゴイのひとことです。
デニムのインディゴ染めですが、こちらもちゃんと意味があって、汚れが目立たないというもののほかになんと「ガラガラヘビ」が嫌う成分が含まれていたようです。
ただし、現代ではインディゴ染の製法も進化し、そのような成分は含まれていません。
そして1890年にロットナンバーとしてはじめて「501」が商品につけられ、原点にして頂点である「501」が誕生しました。
このように調べてみるとデニムの奥深さを知り、ますます興味がわいてきます。
まだまだデニムについてのあれこれはありますが、長くなりそうなので、今日はこのへんにしておきます。では!!
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